スイッチフラグ管理のために用意されている基本機能の1つ。
このスイッチを理解できるかどうかが、ツクラー最初の壁となるだろう。
フラグ管理、というのはゲームの進行を制御すること。
ゲームを進めていくと新しいイベントが出現したり
あるイベントが消えたり、会話セリフが変わったりする。
最初は全てのスイッチは「OFF」になっており
イベントコマンド「スイッチの操作」でONにすることができる。
イベントコマンド「条件分岐」や、イベントの出現条件などに
スイッチがONかどうかを指定することができる。
つまりゲームが進んだときに、特定のスイッチをONにしていき
変化するイベントは、そのスイッチを条件に設定すれば良い。
スイッチだけで管理するのは大変だ
と感じるようになったら君もフラグマスターだ。
次は変数に手を出すと良い。
変数スイッチより高度なイベントを作るのに役立つ機能。
余談だが初期のツクールにはスイッチしか搭載されていなかった。
スイッチに入っているのは「ON」と「OFF」のどちらかだが
変数には整数(...,-2,-1,0,1,2,...)の何れかが入る。
これは非常に大きな進化となる。
ゲーム進行をスイッチで管理するなら大量のスイッチが必要だが
変数ならば1つの変数を1→2→3→...と増やしていけば良い。
細かいフラグのみスイッチを使うようにすれば効率的だ。
また、イベントコマンド「変数の操作」を見れば分かるとおり
単に数を入れるだけでなく、足し算や掛け算をすることも可能。
またゲームデータの項目から、アクターのステータスや
所持しているアイテムの数などを代入することも出来る。
このように拡張性に富んでいる反面
やれることが多すぎて良く分からないという初心者も多い。
・スイッチと同じように「判定」に使うこと
・中には1つの「数字」が入っていること
基本はこの2つだけなので、混乱したらこれを思い出そう。
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