戦闘時のパーティコマンドを拡張して
自動戦闘や陣形のようなシステムを実装するスクリプトです。
戦闘時のパーティコマンド「戦う」を最大3つまで拡張します。
コマンド選択時に、それぞれ指定したステートを付与できます。
またパーティメンバー毎に別のステートを指定することも可能です。
Aceのステートは「特徴」によって様々な調整が可能なため
これにより自動戦闘を行わせたり、長所を選ばせたりできます。
具体的な例を、この記事の続きからに載せてあります。
初期設定スクリプト内の記述を変更します。
TAC1_ 1番目のコマンド
TAC2_ 2番目のコマンド
TAC3_ 3番目のコマンド
TAC1_NAME = "○○"コマンド名を設定します。
これを空白("")にすると、そのコマンドは未使用になります。
TAC1_SW = n条件スイッチを設定します。nはスイッチNoです。
0を指定した場合は、そのコマンドは常に表示されます。
それ以外の場合、n番のスイッチがONの場合のみ表示されます。
TAC1_STATE = nTAC1_STATE = [n,n,n,n]付与ステートを設定します。nはステートIDです。
1つの数値を指定した場合、パーティ全員にそのステートを付与します。
[]の配列で指定した場合、順番通りにそれぞれのステートを付与します。
どちらも0を指定した場合は、ステートを付与しません。
※基本的に付与するステートはコマンド専用にして下さい。
スクリプトをダウンロード 自動戦闘特徴の中には、その他→特殊フラグ→自動戦闘があります。
これを設定したステートを作成し、付与ステートに設定することで
簡単にオートバトルを追加することが可能です。
またステートで実装するため、その他の設定も可能ですので
例えば「命令できない代わりに、少しステータスが上がる」など
自動戦闘の単純さをAI以外でカバーするような調整も良いと思います。
オーバーヒート例えば、全ステータスが強化されるステートを付与するコマンドを作ります。
コマンドの表示には、条件スイッチを設定できますので
バトルイベントで判定を行い、スイッチを切り替えで制御できます。
これを使って、バトル中1ターンだけ使えるコマンドや
特定のゲージが溜まることで使えるコマンドなども作成可能です。
陣形異なるステートを設定できることと
ステートの行動制限も有効になることがポイントです。
これにより様々な陣形を作ることができます。
本当にアイディア次第だと思いますが、例としては
攻撃力が上がる「前衛」と防御力が上がる「後衛」ステートを作り
その比率が3:1のスピア、2:2のスクエア、1:3のアローの3陣形を選ぶ
というようなシステムなどでしょうか。
作戦上記の応用ですが、自動戦闘を入れつつ
特定の行動を封印していくという方法で行動を制御します。
いわゆる「じゅもんつかうな」や「めいれいさせろ」が作れます。
[9回]
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