スキル同士の進化や派生を設定できるスクリプトです。
特定のスキルを前提とするスキルや
特定のスキルを使えなくするスキルを設定できます。
特に、VXAceの「特徴」を活かした
転職システムやスキルを追加する装備品を補強するために設計しており
「魔法を全体化する装備」「対応する魔法剣を使える職業」なども作れます。
一見複雑ですが、使用条件を満たさないスキルを非表示にするため
スキルリストは整理されてむしろユーザーフレンドリーです。
【使い方】データベースのスキルのメモ欄にタグを書きます。(複数可)
<前提スキル n> n番のスキルを習得していないとリストに現れません。
装備品やアイテムで自由にスキルを習得するゲーム向きです。
<削除スキル n> n番のスキルをリストから削除します。
上位互換のスキル習得時や、スキルのデメリットとして。
<進化スキル n> 前提スキル+削除スキルの組み合わせです。
スキルの進化・派生を演出することができます。
※具体的な使い方については、続きからにて解説しています。
スクリプトをダウンロード 【具体的な使用例】上図のように設定したとします。
「ヒール」は特に進化スキルが設定されていないので、習得すれば普通にリストに出ます。
「ヒールII」を習得した場合、ヒールが習得済みで無いならリストに表示されません。
ヒールが習得済みなら、ヒールはリストから消えてヒールIIがリストに表示されます。
「ヒールIII」も同様に、ヒールIIを条件とし、ヒールIIを消してリストに表示されます。
但しヒールが習得済みで無い場合、ヒールIIの条件を満たさないため、ヒールIIIも使用不能です。
「リカバー」はヒールを条件としますが、ヒールを消さずに共存します。
またヒールIIによってヒールが消えている場合でも、条件は満たすため使用可能です。
例えばヒールIIやリカバーを習得する装備があるけど
使うためにはヒールを覚えている職業か、或いはヒールを習得する装備も必要
というような調整を前提スキルは想定しています。
実際にはコストが違うのですが、仮にコストが同じだとすると
ギガスランページは薙ぎ払いの上位互換になります。
こういった下位互換をリストから消すことで、スキル数を増やしても操作性を確保できます。
また、相反する魔法を使用不能にするといったデメリットにも使えます。
因みに上図のように相互設定し、両方習得した場合はどちらも使用不能です。
各スキルは複数設定が可能です。
上図の場合、「ニュークリア」の使用にはフレイムIIとブリザードIIの両方が必要です。
もしニュークリアとフレイムIIのみ習得している場合は、フレイムIIは使用可能です。
複合設定の例です。
職業「僧侶」はヒール系統が強化される特性を持つとし
ヒール+、ヒールII+、ヒールIII+を予め習得させておきます。
こうすると、通常のヒール→ヒールII→ヒールIIIの進化が
ヒール+→ヒールII+→ヒールIII+の進化に置き換わります。
[9回]
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