このコーナーでは、主に初心者さんに向けたイベントのテクニックを紹介していきます。
RPGツクールVXAceで説明していきますが、多くはVXや他のツクールでも可能です。
合言葉は「イベントには出来ない。スクリプトには出来る。」
第二十回は他のイベントのセルフスイッチを操作する方法です。
かなり有名で他のサイトさんでも紹介されているとは思うのですが
複雑なイベントを組み始めてセルフスイッチを活用したい!
と思っている初心者さんは多いと思いまして、筆を取らせて頂きました。
つづきはこちら、からどうぞ。 さて、察しの良い方はお気付きでしょう。
イベントコマンドのスクリプトを使います。
$game_self_switches[[マップID, イベントID, "A"]] = true
$game_self_switches[[マップID, イベントID, "A"]] = false
trueならオンに、falseならオフにするということです。
"A"はセルフスイッチAを意味するため、"B"や"C"に変えれば他のセルフスイッチも操作できます。
例えば$game_self_switches[[3, 12, "C"]] = trueで
3番マップの12番のイベントのセルフスイッチCをオンにする、となります。
それから、条件分岐のスクリプトでも使えます。
$game_self_switches[[マップID, イベントID, "A"]]
$game_self_switches[[マップID, イベントID, "A"]] == true
$game_self_switches[[マップID, イベントID, "A"]] == false
記号なしと== trueは同じ意味で、オンの場合に条件分岐
== falseはオフの場合に条件分岐します。
基本的には一番上を使えば良いと思いますが、使いやすいものを選んでください。
これだけです。コピペでもすれば簡単なので活用して下さい。
注意点は2つです。
まずスクリプトの問題として、スペルミスには注意して下さい。
switchesのsや、[[]]の二重、ABCDを""で囲むなどが特に間違えやすいです。
それとセルフスイッチの問題としてデバッグモードでスイッチの状態を見れません。
このことを念頭において、デバッグで問題が見つからないときは
p $game_self_switches[[マップID, イベントID, "A"]]
を使ってセルフスイッチの状態を調べることも行うと良いでしょう。
[9回]
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