アクター毎に「キーワード」(メモの様なもの)を付けることができます。
キーワードはそれ単体ではゲームに何も影響を与えません。
イベントコマンドで判定することを目的にした
スイッチや変数のようなイベントサポートシステムです。
応用性が高いので、つづきから読める具体的な使用例も参考にして下さい。
キーワードの追加と削除イベントコマンドの「スクリプト」に書く。
nak_add(ID, "○○"):ID番のアクターに「○○」というキーワードを追加
nak_add_p(No, "○○"):No番のパーティメンバーにキーワードを追加
nak_add_all("○○"):アクター全員に「○○」というキーワードを追加
nak_remove(ID, "○○"):ID番のアクターから「○○」のキーワードを削除
nak_remove_p(No, "○○"):No番のパーティメンバーからキーワードを削除
nak_remove_all("○○"):アクター全員から「○○」のキーワードを削除
nak_reset(ID):ID番のアクターのキーワードを全て削除
nak_reset_p(No):No番のパーティメンバーのキーワードを全て削除
nak_reset_all:アクター全員のキーワードを全て削除
初期キーワードの追加データベースのアクター・職業のメモ欄に書く。
<初期キーワード "○○">:ゲーム開始時に「○○」というキーワードを追加
常時キーワードの追加データベースのアクター・職業・武器・防具・ステートに書く。
<常時キーワード "○○">:アクターに「○○」というキーワードを付与
常時キーワードはコマンドで削除することはできない。
装備中はキーワードが付与され、装備を外すとキーワードも消える。
キーワードの判定イベントコマンドの条件分岐「スクリプト」に書く。
nak_check(ID, "○○"):ID番のアクターに「○○」というキーワードがあるか
nak_check_p(No, "○○"):No番のパーティメンバーにキーワードがあるか
nak_check_pa("○○"):パーティメンバーの誰かがキーワードを持っているか
これらはコマンドの頭に!をつけると、そのキーワードがないか、という条件になり
また&&(and)や||(or)で繋げることで複数の条件をまとめることも可能。
キーワード判定+ID取得イベントコマンドの「スクリプト」に書く。
XX番の変数に「キーワードを持つアクターのID」を代入するコマンド
nak_who(XX, "○○", n):アクターリストから検索する(ID順でn番の候補)
nak_who_p(XX, "○○", n):パーティメンバーから検索する(隊列順でn番の候補)
「○○」を持つアクターがいなかった場合は0が代入される。
3つ目の引数nは省略可能、その場合は1と同じ扱いになる。
nの数字は、条件に合う候補の何番目をピックアップするかの指定。
候補がnより少ない場合は、自動で最後の候補を選択する。
同時に複数のアクターを選ぶ場合や、サーチの偏りを減らしたい場合に使う機能。
一部合致コマンドnak_remove2(ID, "○○"):ID番のアクターから「○○」を含むキーワードを全て削除
nak_remove2_p(No, "○○"):No番のパーティメンバーからキーワードを全て削除
nak_remove2_all("○○"):アクター全員から「○○」を含むキーワードを全て削除
nak_check2(ID, "○○"):ID番のアクターに「○○」を含むキーワードがあるか
nak_check2_p(No, "○○"):No番のパーティメンバーにキーワードがあるか
nak_check2_pa("○○"):パーティメンバーの誰かがキーワードを持っているか
備考キーワードは文字列であり、ユーザーが自由に追加することができます。「""」を忘れずに。
アクター1人につき、何個でもキーワードを保持できますが
同じ名前のキーワードは1つに纏められます。複数追加する意味はありません。
スクリプトコマンドに「p $game_actors[ID].nana_actor_keyword」と入れることで
ID番のアクターのキーワード一覧をコンソールに表示できます。確認用にどうぞ。
アクタータグの具体的な使用例は続きをご覧下さい。
その他ver2.0a 新機能としてコマンド(_all、_reset、2)を追加、判定機能の見直し
ver2.1 2.0の新機能や判定機能を使うとエラーが出る不具合の修正
ver2.2 初期&常時キーワードが上手く登録されない不具合の修正
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