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RPGツクールのブログです。イベント講座とRGSS3スクリプト配布をやってます♪

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RPGのあれこれをつれづれと語る何それ誰得なコーナー♪

さて皆さん、ここに2本の剣があります。
こちらが「ショートソード」で、こちらが「ロングソード」です。
どんな剣をイメージしましたか?というのが今回のお話。

拍手[6回]

古今東西、人間の歴史には刀剣の類がつきものですし
ファンタジー世界を剣と魔法の世界と呼ぶように
RPGにおいても剣という武器はほぼ必須と言えます。
(まあ、棍棒で殴りあう石器時代RPGも面白そうとか思ってますがね)

そこで例によって例の如くですがデータを何処から持ってくるかです。
伝説の剣などは神話伝承から持ってくるとしても
通常の剣や、そもそものビジュアルなどはやはり現実から借用するのが妥当でしょうね。
ここで問題になりそうなのが、剣の名称に関する「架空と現実の違い」です。

ショートソードとロングソードは、短い剣と長い剣と訳せますが
同時に、特定の剣の種類を指すために使われてきた歴史があります。
それが歩兵の剣(フットマンズソード)と騎兵の剣(ホースマンズソード)としてです。
ざっくり言うと、古代ヨーロッパで騎兵が出現したあたりで
馬上からの攻撃はとにかくリーチが欲しいので、歩兵の剣より長い剣が騎兵に使われました。
一方、歩兵にとって長い剣を使うのはメリットよりデメリットの方が大きかったため
結果的に歩兵はショートソード、騎兵はロングソードを使うようになりました。
この傾向は300年くらい続いたようですが、300年も経てば冶金技術も発達し戦術も変化するため
歩兵が長い剣を使ったり、騎兵が短い剣を使ったりと一概に長さで別けれるものでもなくなりました。
しかし言葉というのは急に変わらないので、ショート=徒歩用、ロング=騎乗用の分類法が残りました。

でも、架空の世界ではこの歴史はありません。
なので分かりやすく、ショートは短い剣、ロングは長い剣として設定しても誤用ではありません。
その上でロングソードは騎士に好まれた……みたいな味付けをするのも良いでしょう。
逆に、わざわざ現実に存在する「長いショートソード」を登場させる意味は殆どないですからね。
そもそもRPGの騎士は大抵徒歩ですしおすし。
ショートソードとロングソードに関してはこういう方向でRPG界の常識みたいになってます。
誤用が~でも架空の世界だし~ゲームだし分かりやすい方が~までがテンプレですね。

さて、じゃあ困る方の例を出しますよ。「ブロードソード」です。
語意としては幅広の剣という意味なのですが、これまった歴史的には
「(レイピアと比べて)幅広の剣」の意なので、形状的には寧ろ細身の部類です。
というか、レイピア全盛期の後で、廃れていたロングソードが復活しただけなんです。
(RPGの問題の1つ、現実では違う時間軸のものが同じ時間軸に揃う、の被害者ですね。)
一方で、レイピア同様に籠手をつけない時代のものなので柄や鍔が特徴的な形状なのと
レイピアが護身用なので戦場で使われたという歴史でキャラは立っているのですが。

見た目や史実を活かす方向だと、例えば先進的な都市で作られたロングソードだとか
ロングソードの上位版、のような扱いが妥当に思えます。それだとレイピアとの兼ね合いも良いです。
一方でブロードソード、「幅広の剣」という名前を活かす方向なら
ガッツの持っているアレ的なビジュアルで出すというのも考えられます。
この手の大剣はRPG特有のフィクショナブル武器なので、どうせ現実に採用できる武器がありません。
なら「形状+ソード」という統一感を出しつつニッチを埋められるこの選択は美味しいと言えます。

次の例です。「シミター」です。
アラブで使われていた剣がシャムシール(ペルシャ語で刀剣の意味)
それが西洋に入ったときの名称がシミター、そしてそれは後のサーベルの形状に影響を与えています。
アラビアン情緒と、特徴的な形状からRPG採用実績は多く、三日月刀、湾曲刀などとも訳されますね。
時にシミターとシャムシールを別の武器(上位下位)にする場合もあり
また統合性という意味では、カーブドソードとするべきなのかもしれないわけで
ある意味RPGの節操の無さを象徴する例ではないかと思いました。

最後の例は「刀」です。
まずこれだけ漢字。そして多くの人がこれを武器の名前というよりカテゴリーの1つとして捉えるでしょう。
実はシャムシール、スパーダ、グラディウスも同じ意味なんですが、外国語なので固有名詞扱いにできます。
ではカタナとすべきか?HAHAHA、急にNINJA臭がしてきましたね。
日本人である以上、どうしても刀は日本と結びつけて考えてしまうので
いっそムラマサブレードみたいなエセい響きにした方が良いかもしれませんね。

今回のまとめ(RPGに落とし込む例)
ショートソードは短い剣であり、威力が低いが安価で誰にでも扱える。
量産性と取り回しの良さから歩兵のメインウェポンとして利用される。
ロングソードは長い剣であり、威力が高いが扱いは難しい。
そのため専ら剣の扱いに長けた騎士や剣士が使用することで有名である。
ブロードソードは幅広の大剣であり、対モンスター用に作られた。
これを扱うにはかなりの筋力が必要だが、熟練の戦士が使えば竜の首をも落とせるだろう。
シミターは湾曲した刀身を持つ剣であり、高い威力を持つ。
砂漠の国で多く使われているが、一部が大陸にも輸入されている。
ムラマサブレードは東洋の神秘であり、伝説のニンジャハラキリウェポンの1つ。
黄金の国ジパングのバクフ=トクガワを一夜にして滅ぼしたとされる妖刀である。
難しいけど、自分の中で筋を通していればRPGとしては破綻しない気がします。
関係ないけど海外の人がJRPGをプレイする感覚って
やっぱり日本人がカンフーニンジャ見るみたいな感覚なのかな?
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RPGツクールVXAceを中心に製作を行っています。 スクリプト、イラスト、ドット絵など広くちょこちょこ手を出していますので、 できる範囲で他のツクーラーさんのお手伝いができたらなと思っています。
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