このコーナーでは、主に初心者さんに向けたイベントのテクニックを紹介していきます。
RPGツクールVXAceで説明していきますが、多くはVXや他のツクールでも可能です。
合言葉は「イベントでできるもん!」
第二回は
前回作ったコモンイベントを元にして
ゲームにリアルタイムで進む、時刻や日付を取り入れるシステムについて紹介します。
つづきはこちら、からどうぞ。
時刻システムを作る・用意するもの(分かりやすく名前をつけましょう)
スイッチ「時間経過on」
変数「時」「分」「秒」
コモンイベントを作ります。トリガーは並列処理、条件はスイッチ「時間経過on」です。
実行内容には
変数の操作:「秒」を加算+=1
条件分岐:変数「秒」が60以上
変数の操作:「分」を加算+=1
変数の操作:「秒」に代入==0
条件分岐:変数「分」が60以上
変数の操作:「時」を加算+=1
変数の操作:「分」に代入==0
条件分岐:変数「時」が24以上
変数の操作:「時」に代入==0
ウェイト:58F
と入れます。
このイベントの解説現実の時刻にあわせたので理解し易いと思います。
まず最初に見てほしいのは一番下、ウェイトが58F入っていますが
これによってこの並列処理は1秒毎に処理を行うようになっています。
(処理する1F、ウェイトする58F、仕様でイベント終了時に入る1Fで60F=1秒)
あとは簡単で、まず秒の変数に1を加算します。
それで60秒以上になっていたら、今度は分を1増やすわけです。
更に60分なら1時間、24時間なら0にリセットと続きます。
この要領で更に「日」「月」「年」を増やしていくことも簡単です。
それから、このイベントは条件スイッチが設定されているので
このスイッチがonのときだけ起動します。
イベントなどで時間を進めたくないならスイッチをoffにしておけば良いわけです。
こうやって進めた時刻は全て変数で管理されていますので
例えば午前9時から午後6時まで、というイベントを作りたいときは
変数「時」が9以上、18以下という風に条件分岐すればOKです。
[18回]
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